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  「ぬちぐすい」食べることが養生

cut_3-03.jpgまず、豚肉をよく食べます。
日本の食生活では仏教文化の影響で長い間肉を食べることが忌み嫌われてきました。沖縄は、今でこそ日本の一部になっていますが、もともとまったく異なった文化を背景に発展してきました。豚肉が沖縄料理の代表と言われる通り、沖縄では肉と言えば豚肉を意味し、頭から足まで、豚を丸ごとすべて使って料理します。

豚肉は肉の中でももっともコレステロールの少ない肉であり、同時に他の肉には見られないビタミンB1を豊富に含んでいるのです。さらに調理には、長い時間をかけて煮込み、浮いてきた脂肪を取り除いて、油のなくなったほとんどタンパク質だけという豚肉を使う。つまり、沖縄の人々は、人間の体を作っている動物性タンパク質を豊富に摂取しているということになります。
さらに、塩分の摂取量は低く抑えられていると言います。

そのほかにも、黒糖を使う、海草をよく食べる、緑黄色野菜をたくさん食べる、豆腐をよく食べるなど、伝えられた「ぬちぐすい」を忠実に守り、自然の恵みを豊富にバランスよく食べているのです。
さらに温暖な気候の下、一年を通して屋外での活動が可能だということも健康、長寿の大きな要因でしょう。

沖縄の気候は、本土の人たちが考えるような酷暑ではなく、しいて言えば一年を通じて温暖であるということになるでしょう。それが屋外での活動を年中可能にしているのです。高齢になってもからだが動く限りは屋外に出て畑仕事などをすることで、結果的に体力を維持することにつながっているのです。
どうやらこれらのことが沖縄の人々の健康、そして長寿の秘密と言えそうですね。

沖縄で見られる食材は、最近では全国どこでも手に入れることができるでしょう。しかも、調理方法などは氾濫する情報の中で簡単に入手することができます。「ぬちぐすい」という生き方を、全国どこにいてもそのまま取り入れることはできるはずなのに、沖縄の人々の健康、長寿ばかりが目立ちます。そこで本土の生活に欠けているものはなにかを、沖縄の家庭で日常的に食卓にのぼり、なおかつ本土の食卓にはほとんど見られない食材に求めました。その代表がゴーヤーというわけです。カノさんのお宅の食卓もそうだったが、カノさんのお宅の食卓もそうでしたが、沖縄では夏になるとゴーヤーが食卓に上らない日はないと言えば極端になるでしょうか?


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