日本各地にその土地その土地の方言あれど、沖縄の言葉はその方言の中でもかなり特殊な言葉のグループに入ります。地元に根付いた琉球言葉のやりとりは、普段私達が使う言語とは随分と異なる響きを持ち、推測だけではなかなか理解できません。 琉球言葉のあれこれに触れるには、それでもう一つの大仕事になってしまいます。 そこで、ここでは特に、料理に関する言葉、中でも沖縄で料理屋に入った時よく見聞きするような言葉を取りあげて、琉球言葉の扉を少し開いてみましょう。
調理法
食材
などなど。 これらを組み合わせてクーブ(昆布)イリチー(炒め煮)=昆布の炒め煮、フーチバー(ヨモギ)ジューシー(雑炊)=ヨモギ入りの雑炊、といった具合に読み解けば良いのです。 もっともクーブ=コンブ、ソーミン=そうめんなど共通語の発音と似通った、いわば想像出来る範囲の方言といった言葉も多くありますが、ナーベラー、ヒージャーなど言葉だけでなく、食材そのものも沖縄地域以外の人にとってはなじみの無い食べものも多くあります。もっとも、クセのあるヒージャーは今では沖縄の人にとってもなじみ薄い食べものとなっているようですが…。 沖縄で日常的に使われる食べもののウチナーグチ(沖縄の方言)を知ることで、沖縄独自の食文化も見えてくるようです。