| ●血糖値抑制に画期的効果!? 植物インスリンとは
ゴーヤーにはさらに、「植物インスリン」といわれる物質も含まれていることがわかってきました。植物インスリンとは、人間の体内でホルモンであるインスリンと同じような働きをする物質のことをいいます。アミノ酸が数多くつながって出来ているたんぱく質、それを粗いみじん切りにしたような、17のアミノ酸でつながった鎖である水溶性のペプチドがその正体です。
「インスリンを飲むのであれば、インスリン注射の注射管に入っているものを飲めばいいのではないか」という発想もあります。が、インスリン注射に使用されているウシ型インスリンなどは、血管内に直接入って初めてブドウ糖を細胞内に取り込む役割を果たします。
これをもし口から飲んでしまえば、消化管を通るうちにさまざまな酵素で分解され、インスリンとしての働きを無くしてしまいます。
その点、この植物インスリンは口から体内に入り、消化管で消化吸収されてなお、ブドウ糖の吸収促進といったインスリンに類似した働きを果たすのです。 ゴーヤー、実力解明はこれから
これらゴーヤーの臨床的な効果はバングラディッシュなどで、すでに数多く報告されています。
またゴーヤーに含まれるその他の成分が糖分の分解を促進するといった研究もされているようですが、詳しいメカニズムの解明は今後の課題です。
こういった微量な成分はその摂取量(つまりは食べ物であるゴーヤーを、いったい何本食べれば有効か)、もしくはどの部分(葉か、ツルか、実か、種か)といった、具体的な食べ方に置き換えての問題点、果たして実際の食生活として実行可能であるか、という課題も含んでいます。
それらを念頭において、なお、ゴーヤーが血糖を下げたという研究事実、そして、日本の「オキナワン」達が長く、健やかな暮らしを生きている事実を愛でたいと思うのです。
そして、今後も続くであろう、ゴーヤーに隠されたいろんなチカラの解明を期待したいと思うのです。
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