2.ゴーヤー+卵+木綿豆腐+ポーク
条件2。これが、もっとも「正統派」に近い材料のラインナップと思われます。
条件1と同じように材料を揃えていきます。
ポークは注意深く缶から取り出して、まずは5ミリ程度の厚さに切り、それをさらに短冊に切っていきます。
こういった作業の最中は、ついその端をつまんでしまうのですが、やはりポークも口にしてみて驚きました。その塩からさ! 缶詰とはいえこんなに塩がきついとは。これは調味の際、このポークから出る塩味も考慮する必要がありそうです。
ポークを短冊に切る、というのはあくまで一つの方法であって、中には缶のふたを開けたらそのままスプーンで削るようにしていく人もあります。おそらく、この手法をとる人はポークの脂の多さを知り、包丁やまな板を洗う手間を何度も経験している人と思われます。
さて、材料を取り揃え、条件1と同じ手順で作っていきます。
チャッチャ、チャーラチャーラ。味見はポークも一緒に口に入れます。ポークそのものも味つけの一つとして存在しているからです。
さあ、熱々の試食、バラ肉の時と比べ若干塩の使用量は控えめです。
あんな塩のきつかったポークは果たして…。と、口にして再び驚きました。生で食べた時のポークと、炒めたポークとでは随分と塩味が違うのです。からくない。脂肪分の多いポークは炒めている間にも、その切り口から油分が浮き出ているのが見て取れるほどでしたが、その脂と一緒に塩気も流れ出たのでしょうか、塩味が程よくぬけて、ゴーヤーと豆腐の中で良い味の提供者になっています。
ゴーヤー、豆腐、ポークを一緒に口に入れて、苦い苦い、うまいうまい。
今度はゴーヤーだけを食べて、苦いうまい、少し休憩にポークをつまんで塩味のアクセント、歯触りも軟らかいのでほっと一息、そして豆腐で口をマイルドに立て直して、再びゴーヤーへ。
ソーセージより柔軟で、ハムより存在感のあるこのポークがチャンプルーにとって実に好相性の食材であることを確認しました。
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